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2005年9月 1日 (木)

「賢者はテストで思索する」の由来(No.6)

テスト・ファーストプログラミングだとか、テスト駆動開発などでは、テストがいつでもどこでも動くようにしなくてはなりません。 だから、賢者はプログラミングよりもテストで頭を使うのです。本当か? 今週は、XP祭りがあるので、それにちなんでみました。 ベンチーマークテストという発想はありませんでした。

オリジナルは『賢者はベンチで思索する』(近藤史恵)。

ファミリーレストランでアルバイトをする女性から聞いた日常の謎を老人が解く連作短編。 日常の謎というとほんわかしたような印象がありますが、 どこかしら謎解きに毒があります。

設定といい、タイトルといい、ラストといい、『隅の老人の事件簿』(バロネス・オルツィ)を 連想してしまいます。近藤史恵版『隅の老人の事件簿』と言ったところでしょうか。

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