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2005年12月17日 (土)

[Title] 「昼時にマックの店で」の由来 (No. 16)


昼にマックで何か食べているということで。
ちなみに関西では「マクド」と言います。
普段はそんなことはなく、わりとちゃんとお昼も食事をする方です。



よくLLDNなどに参加したとき、入る店がなくて適当にファーストフードなんかで済ませちゃうこともあります。
そんなとき、私にとってどこで何食べようが、あまり重要じゃありません。
食事の間、誰とどんな話をしたかということが重要なのです。



元ネタは『黄昏にマックの店で』(ロス・トーマス)



ロス・トーマスの作品は、いくつか読んだことがあります。
『冷戦交換ゲーム』、『モルディダ・マン』、『八番目の小人』、『百万ドルの迷宮』など。
割と人間関係が複雑で、さっきまで協力関係にあった人間が敵側の人間と通じていたりします。
虚々実々の駆引きが見られる複雑なプロットが多いです。
読んでいる途中は面白いのですが、実はどの話もすっかり忘れております。
タイトルの元ネタの作品も覚えていません。



読んでいる途中は、ロス・トーマスにしては、つまらなくて単純なプロットだなあと思っていた作品があります。
どうして、こんなのが、MWA賞最優秀長編賞受賞作なんだと不思議に思いました。
最後の最後に来て納得。
頭をがつんと殴られるような終わり方で深い余韻を残しました。
他の作品の方が絶対面白いと思います。
でも、最も印象に残っているのは、ロス・トーマスのMWA賞最優秀長編賞受賞作『女刑事の死』です。


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