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2007年1月 3日 (水)

[Book] 切り裂かれたミンクコート事件 (ジェームズ・アンダーソン)


『血のついたエッグ・コージィ』の続編。(血のついたエッグ・コージィは『血染めのエッグ・コージイ事件』として復刊されているが私が読んでいるのは『血のついたエッグ・コージィ』の方。)
登場人物がみんな怪しくて実はその正体がXXXというのが多過ぎ。
ご都合主義っぽいハッピーエンドの連続もどうかと思う。
この犯人の設定は、別のミステリで読んだことがあるし、
平凡な探偵の設定は、レオ・ブルースには一歩及ばない気がする。
『血のついたエッグ・コージィ』のできが良かったので、期待が高い分、辛口の評価になってしまった。
それでも、本格ミステリのパロディとして読んでいて楽しい作品であることには違いない。


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