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2007年3月23日 (金)

[本] Write Great Code (vol.2) 低いレベルで考え高いレベルで書く (Randall Hyde)


高級言語で、どのように書くとどのようにパフォーマンスが変化するかを
高級言語で書かれたソースをアセンブリに変換することによって解説した本。
どのようなコードを書くとコンパイラの最適化の妨げになるのか、
さほどパフォーマンスに影響が無いので書き方を気にしなくても良い場合は
どんなときかなどを丁寧に解説している。



単にパフォーマンスに拘ってトリッキーなコードを書いてどうだすごいだろう
と自慢している本かと思ったのだが、そうではなかった。



パフォーマンスにこだわっているからと言って、特別トリッキーなコードや
奇妙なコードを書いてみせる訳ではない。パフォーマンスにこだわりつつも
読みやすさや、保守のしやすさにも配慮したコードを著者は勧めている。
結果的に、著者が導き出すコードは、意外なほど、まともである。



だからこそ、低いレベルで考え高いレベルで書くWrite Great Code なのである。



Vol.3も楽しみ。


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