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2007年5月31日 (木)

[本] The Puzzle of the Pretty Pink Handkerchief(George E. Stanley)


Third Grade Detectives シリーズ第2段(6599語)。



今回の謎は、どうしてToddのTree Houseにピンクのハンカチが落ちていたのか
というもの。



先生の出番が少なくて前作よりも面白味に欠ける。
遺留品を分析して犯人に迫るという手法は、
Jeffery Deaverのリンカーン・ライムシリーズに通じるものがある。
ただ、こちらは、分析結果があまりにストレート過ぎて、大人にはつまらない。
まあ、子供向けだから、仕方のないことかも知れない。



あと、前作から感じていたのだが、
表紙の絵や挿絵がどうにも好きになれなかった。



ちなみに語数は、
SSSのBook Review
で見つけられなかったので、
Scholastic ReadingCounts
で調べたもの。



ただいま英語289456語。


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2007年5月30日 (水)

[本] The Clue of the Left-Handed Envelope (George E. Stanley)


Third Grade Detectivesシリーズ第1段(6100語)。



小学3年生のLeeが受け取った手紙の差出人が誰かをクラスで推理する話。



元スパイの先生がクラスのみんなに事件解決のヒントを与えるのだが、
先生のヒントの出し方が面白い。
先生は元スパイらしく(?)暗号パズルを出題する。
その暗号パズルの答えが事件解決のヒントになっているのだ。



犯罪絡みではないので、全体にほのぼのとしているが、
事件解決のための着眼点は、それなりに鋭くて面白い。



最後まで推理で押し切れず、純粋に科学的に事件が解決してしまうのが残念であった。



ただいま英語282857語。


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[Ruby] Win32OLE


なんとなく



WIN32OLE.new(XXXX) {|oleobj|
...
}


みたいな書き方で、




  1. oleobjはブロックの中でしか使えないルールとする。



  2. ブロックを抜けるときにWin32OLE側で確実にoleobj#ole_freeを呼ぶ。




というアイディアを漠然とこねくり回している今日この頃。



いいアイディアなのか悪いアイディアなのか判断できない。
(正直、それほどいいアイディアとも思えない。)
ということは、まだ十分に練れていないということか。


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2007年5月29日 (火)

[本] The Schoolyard Mystery (Elizabeth Levy)


英語Level2第1段は、Invisible Inc.シリーズの第1段(3500語)。



透明人間になってしまったChipと読唇術ができるJustineとCharleneは
困っている人を助けるために、Invisible Inc.を結成する。



どちらかと言えば、冒険・スパイ小説っぽい雰囲気。
3人がそれぞれの能力を生かして事件を解決するために活躍する話で、
謎解き要素、サスペンス要素は薄い。
シリーズ第1話ということで、
Invisible Inc.結成のきっかけとなるエピソードも含まれている。



ところどころわからない単語が出てきたものの、分速130words程度で読んだ。
7冊ぐらい読んだら、Level3に進むつもり。



ただいま英語276757語。


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[本] Love or Money? (Rowena Akinyemi)


レベル1の仕上げに読んだ大人向けミステリ。7300語。



読み返さないと犯人特定の理由に気づかなかった。
推理パズルっぽくってあまり面白くなかった。



レベル2へ進むことにした。



ただいま英語273257語。


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2007年5月28日 (月)

[本] Nate the Great and the Missing Key (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Great シリーズ(1600語)
今回の依頼はRosamondが隠したAnnieの家の鍵を見つけること。



某有名ミステリ作品の某名探偵の有名な台詞を連想したぐらいだから、
子供向けとは言え、それなりに謎解きは考えられているのではないかと思う。



ただいま英語265957語。


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[Ruby] Win32OLE#ole_free と GC (2)


Win32OLEのソースコードから攻めてみたところ、オブジェクトはGCされてないっぽい。
GCの振舞いを調べるために、Rubyのスクリプトを書いて試してみたら、
環境によって動作が違う。
GCの本来の動作がよくわからないので、ruby-listに質問を投げた。


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2007年5月27日 (日)

[本] Nate the Great and the Snowy Trail (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Great シリーズ(1600語)。



今回の依頼は、Rosamondから。
Nateへのプレゼントを無くしたので探してほしいというもの。
プレゼントだから中身は秘密ということで、探し物が何かはNateには教えられないという
Rosamondにちょっと笑ってしまった。



なんだかわからない物を
探さなければならなくなったNateの皮肉たっぷりの言動が冴えている。
雰囲気は立派にハードボイルド。



ただいま英語264357語。


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[本] Nate the Great Stalks Stupidweed (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Great シリーズ(1600語)。



いつもは、クールに颯爽と事件の調査に向かうNateが、今回は
めちゃめちゃ嫌がって依頼を断わろうとしてます。



ただいま英語262757語。


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[本] Nate the Great and the Sticky Case (Marjorie


Weinman Sharmat)
Nate the Greatシリーズ(1600語)。



今回、Nate the Greatは消えた恐竜の切手の行方を探します。
日本ではちょっと成立しにくいトリックです。



ただいま英語261157語。


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[本] Nate the Great and the Phony Clue (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Greatシリーズ(1600語)。



紙片に残されたVITAの文字の謎を解くNate。
今回は、ダイイング・メッセージ物の変形。
さらに、タイムリミット物でもあるのです。
果たして、我らが Nate the Great は
時間内に文字の謎を解くことができるのか?
(別段、サスペンス的に盛り上がる訳でも何でもないんだけど。)



ただいま英語259557語。


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[本] Nate the Great Goes Undercover (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Great シリーズ(1629語)。



今回はゴミ箱あさりの犯人探し。
犯人を見つけるためのNate the Greatの行動は大人顔負け。



Detective work is not fun and games.


とクールに決めるNateがなんか笑えます。
今回は、ちゃんと伏線があり、意外な犯人が用意されています。



ただいま英語257957語。


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[Ruby] WIN32OLE#ole_free と GC


[ruby-talk:253090]の問題。
GCのタイミングの問題なのか、Win32OLEのバグなのか。



xlをnilにしても、 GC.startでxlが指していたオブジェクトが
GCされない場合もありえるんだろうか。



WIN32OLE#ole_freeがデバッグ用だとしているのは、
xl.ole_freeした後、xlをWIN32OLEオブジェクトだと期待して
メソッドをコールしても動作しないから。



なんかソースから調べる必要がありそう。


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2007年5月26日 (土)

[本] Nate the Great (Marjorie Weinman Sharmat)


Nate the Great シリーズ第1段(1520語)。



小学生Nateがハードボイルド探偵になりきっているのが最高です。
パロディとしてニヤニヤさせてもらいました。
雰囲気は十分伝わってきます。
謎解きは他愛のないものですが、絵本の特徴を生かしているところが
いいです。



巻末には、探偵の用語集やNateの大好物Pancakeのレシピなどがついてます。
特に用語集は、今後、英語でミステリを楽しむ上で参考になりそうです。



二階堂黎人のボクちゃん探偵シリーズ
私が探した少年』、
クロへの長い道』、
ドアの向こう側
の雰囲気が好きな人なら楽しめるかも。
(謎解きのレベルは違いますが。)



ただいま英語256328語。


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[本] 多分レベル0

英語100万語。 レベル0と思われる絵本を読んでみた。

  • That's Good! That's Bad! (Margery Cuyler)

  • I've Got Music! (Cathy Molitoris)

  • Frosty's New Friends

  • 'Twas the Night efore Thanksgiving (Dav Pilkey)

  • I Kney You Could! (Craig Dorfman)

  • Snow Dance (Lezlie Evans)

韻を踏んでいたり、やたらフレーズが短かいが故に、 かえって英語が難しく感じるものも。

"I've Got Music" のラストがいいです。

100万語からすれば誤差の範囲だろうし、数えるのが面倒なので、語数はパス。

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[本] 顔のない敵(石持浅海)


対人地雷をモチーフにした短編集。



けれんも派手な演出もないけれど、シンプルで無駄のないエッセンスだけを抜き出したような
本格ミステリの詰まった短編集。
この手のものは、下手すると推理パズルで終わってしまうところなんだけど、
そうならないところが、さすが。



「未来へ踏み出す足」を読む前に「顔のない敵」を読むこと。



地味だけど、話を聞いただけで真相にたどり着いてしまう
「トラバサミ」が好み。


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2007年5月20日 (日)

[本] 密室殺人ゲーム王手飛車取り (歌野晶午)


どうにも話についていけず、最初から最後まで楽しめなかった。
不意打ちをくらったあるトリックにはちょっとびっくりしたが、
人によっては、予想できそう。


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[本] Aunt Eater Loves a Mystery (Doug Cushman)


英語100万語レベル1の3冊目(1200語)。



ミステリ好きのイーターおばさんを主人公にした連作短編ミステリ。
ちょっとした日常の謎を解くミステリ。
絵本ならではの謎解きもあって楽しい。



ただいま英語254808語。


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[本] Detective Dinosaur Lost and Found (James Skofield)


英語100万語 レベル1の2冊目(970語)。



迷子を探す話が2つ。
このレベルだとさらっと読めてしまいます。
ミステリとしてどうのこうのというより、単純に絵本として楽しめればよいかなと。



あまり複雑なことができないこのレベルで、どれだけミステリらしい
工夫ができるか(迷子をどう隠すか、どうやって発見させるか)、
作者の意図を想像するという楽しみ方もありかと。



ただいま、英語253608語。



語数が多いのは、Jeffery DeaverとPeter Loveseyを
それぞれ1冊ずつ読んだ分(250000語)も含めてカウントしているため。


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[本] Detective Dinosaur (James Skofield)


英語100万語レベル1。



3つの作品が入っている短編集。
Detectiveなので、ミステリなんだろうけど、
どちらかというとコントのオチみたいな話。



Level 1 のガイド
にしたがって、10冊ぐらい読む予定。


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[本] 10ドルだって大金だ (ジャック・リッチー)


短編集。
ちょっと外したオチのつけ方の「世界の片隅で」がいい。
「殺人の環」がよくわからなかったけど、それ以外は満足。


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2007年5月19日 (土)

[本] Marcel シリーズ


レベル0からの英語100万語に挑戦中。



Stephen Rabley の 『Marcel and The White Star』、
Marcel and The Mona Lisa』を読んでみた。
時間を計って読んでみたところ、
ぎりぎり6分台という感じで読み終わった。
時間を計ったのは、
Level 0
から次のレベルに進むかどうか判断するため。
私は、「恵まれた環境」にはいないので、レベル1に進むことにした。



でも、時間を計るような読み方をすると絵本なのに
絵をじっくり楽しむ余裕が全くないという矛盾が。



ただいま英語98800語。


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おはよう、フェルプス君


スパイ大作戦のDVDが販売されていたとは
知らなかった。


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2007年5月14日 (月)

[本] ミステリではじめる英語100万語


Jeffery Deaverが結構難しい方に分類されているので意外だった。



ちなみに、
SSS書評検索システム
で調べたら、この前読んだ The Coffin Dancer
YL9.5で153000語だった。



Diamond Dustは、わからなかったけど、
The Coffin Dancerを基準にして



153000 / 532 * 340 = 97781


で、97000語ということにしておく。



100万語多読という英語の学習法がどういうものかわかった。
改めて、YL0から1レベルの本から始めてみようかと考えている。



ついでに、多聴多読マガジンも買い揃えた。


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2007年5月 6日 (日)

[本] 死の相続 (セオドア・ロスコー)


古き良き時代の本格ミステリ。
J・D・カーが好きな人なら、気に入ると思う。


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2007年5月 5日 (土)

[本] Diamond Dust (Peter Lovesey)


ダイヤモンド警視シリーズ第7段。



ダイヤモンド警視の愛妻ステファニーの殺人という(読者にとっても)ショッキングな出来事から事件の幕は上がる。
個人的に被害者と関わりのあるダイヤモンド警視は捜査チームから外され、
ただ一人孤独に事件に立ち向かうことになる。



ぎりぎりにならないと犯人の手がかりが提示されないのが残念。
どうして、ステファニーは殺されなければならなかったのか?
どうして、ステファニーの殺害現場が公園だったのか?
という疑問には納得できる説明が成されているのだが、
説明に至るまでの伏線がやや足りないような気がした。



捜査チームから外されるダイヤモンド警視の



It's my case, my wife.


の一言が切なく感じられた。



今回は、イギリスの英語だったんだけど、Loveseyの英語でも
ストーリーはそれなりに追えることがわかった。



翻訳も出ています。邦題は『最期の声


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[本] 身元不明者89号 (エルモア・レナード)


一癖も二癖もある連中が入り乱れるクライム・ストーリー。
主人公がいきなりアルコール中毒になってしまう展開についていけなかった。



ストーリーをかなりばらしているので、巻末の解説は先に読んでは駄目。


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