[本] ちょっと変わったネットワークの解説書
ネットワークはなぜつながるのか (戸根勤)
ネットワークの知識不足を痛感させられる今日この頃、少しでも知識を補うべく読んだ本。
ユニークなのは、WebブラウザでURLを入力してからページがブラウザに表示されるまでの間の動きに沿って ネットワークに関して解説しているところ。 URLの解析に始まり、HTTP、DNS、ソケット(クライアント)、TCP/IP、リピータ・ハブ、スイッチング・ハブ、 ルーター、ADSL、光ファイバ、プロバイダ、ファイアウォール、Webサーバの負荷分散、 ソケット(サーバー)、Webサーバと解説は続いていく。
構成上仕方のないことだとは思うが、系統立った解説になっていないために、 なんか整理されていないような雑然とした印象があることも否定できない。 (「詳しいことは後の章で解説する」というような表現が目立つ。) 逆に、系統立った解説書でそれぞれ別々に解説されているであろう技術が どのように関連しているのか全体像を把握できるところにこの本の存在価値がある。
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