[本] 主婦ならではの推理が楽しいコージー・ミステリ
Grime and Punishment (Jill Churchill)
3人の子供を育てている未亡人Janeが主人公のコージー・ミステリシリーズの第1段。
Janeの隣のShelleyの家で家政婦の死体が発見される。 犯人が捕まらないことには安心して生活していくこともできないと JaneはShelleyと共に犯人探しを始める...。
話の途中でJaneとShelleyの会話の中で展開される推理は、 主婦ならではの視点が入っていて面白い。 それは、犯人特定の推理にも活かされている。 ただ、残念なことに手がかりの方を一部読み飛ばしてしまっていたために、 犯人が誰なのかというところは、なるほどとは思えなかった。 (その部分の英語が難しかったのではなく、ちゃんと読んで考えるのが面倒だったから。 多分、日本語で読んでいても面倒くさくて、読み飛ばしていた可能性が高い。)
本格ミステリに分類される類の作品なので、推理の部分が楽しめるかどうか 若干、不安があったんだけど、それなりに楽しめて良かった。
英語は、主婦の日常に登場する単語とか心理描写に関係する単語とかに見慣れないものが多くて 妙に難しく感じてしまった。
翻訳もあり、邦題は『ゴミと罰』。 実は翻訳を読んだことがあるような気がしないでもないのだが、すっかりストーリーを忘れていたために 新鮮な気分で楽しめた。
ただいま 英語 1989227 語。
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