[本] 動機の設定と犯人の隠し方が上手い謎解きミステリ
The Name of the Game Was Murder (Joan Lowery Nixon)
私が読んだのは、2作品が合本になった本。
ミステリではじめる英語100万語には密室謎解きミステリと紹介されているが、 密室だとは読み取れなかった。
むしろ、暗号解読ミステリといった感じ。 招待状を受け取ってやってきた5人の客。 招待主が用意していた謎解きゲーム。 嵐で外部との連絡を断たれた孤島。 まるで古き良き時代の本格ミステリを読んでいるかのようだった。
犯人特定の謎解きはちょっと物足りなかったのが残念。 犯人の隠し方は上手いし、終盤の動機に関する考察はよくできていた。 最後の最後の詰めが物足りなかったけど、そこまでは十分に楽しめた。
暗号に関する解読は、英語の基礎知識が不足しているためピンとこなかった。
ただいま、英語1867927語。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント