[Comp] TechED 2008 横浜 参加とASP.NET版 Ruby on Railsの存在。
28日と29日の2日間参加。
ASP.NETとかC#とかを中心に参加。
BOFにも初めて参加したが、ASP.NET開発者の生の声が聴けて面白かった。
C#のデリゲートがちょっとだけわかった。
デリゲートを更に押し進めたのがラムダ式だという説明を聞いて、デリゲートってそういうものだったのかと、なんか理解できた気がした。
C#っていろんな言語のいろんなものを取り込んでいるというか流行りを取り込んでいるというかそんな気がした。
ラムダ式とか遅延実行とか...。
LINQってなんかわかりやすいとは思えないんだがどうなんだろう。
var q = from x in database
where x.key == 1
select x;
と書くよりも、ラムダ式が使えるんだから、Ruby みたいに
q = database.select({x => x.key == 1});
と書けた方がすっきりとしているし、わかりやすいと思うのだけど...。
LINQ とか ADO.NET Entity Framework とかってある意味では、RubyのActiveRecordだと思えばいいのか?
今、開発中らしい、ASP.NET MVC Framework の概要を聴いたんだけど、これは、ASP.NET版 Ruby on Rails 以外の何者でもありません。
で、MVCモデルを採用することで、TDDがやりやすくなったとかアジャイルとか言ってました。
更に、POJOならぬPOCO(Pure Old CLR Objectらしい)とか...。
ASP.NET とは違って、WebFormは使えないし、ポストバックもしないそうです。
ASP.NET AJAXみたいな扱いで、当面はVisual Studio とは別配布のようです。
いずれVisual Studioに同梱される方向みたいです。
英語の解説本も何冊か出版予定みたいです。
ただ、ASP.NETに取って代わるというよりも、VBプログラマ向けのASP.NETとアジャイル開発者向けのASP.NET MVCの2本立てという感じのようです。
ポストバックを採用しているASP.NETだとREST対応は相当厳しいので
REST対応する場合は、ASP.NET MVCを使うなど使い分けが出てきそうです。
開発中のためか、デモが途中でエラーになったりするなど、安定感はまだまだな印象を受けましたが、1年後、2年後にASP.NET MVCがどうなっているのか楽しみです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント