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2008年10月11日 (土)

[本] ちょっと看板に偽りありなんじゃないかと思ってしまった本

Visual Studio 2005 と .Net Frameworkを使って業務アプリケーションを開発するときの 一種のフレームワークとして使うためのサンプルアプリケーションの実装手順を解説した本。

副題に「Visual Studio と ASP.NETによる業務システム開発方法」と書いてあるのだが 「ASP.NETによる」というわりには、ASP.NETに関する解説は20ページほどしかなくて ちょっとがっかりした。 「ASP.NET」とあった方が多分売れるからなんだろうけど。

型付DataSetを使っているのだが、ADO.NETというか型付きDataSetそのものを 深く理解していない私には、あまりピンとこなかった。 ただ、もっと型付きDataSet(ADO.NET)を深く理解すれば、実は、使い手のある道具なのかも 知れないと思った。

私は、更新系の処理でメモリリソースの消費を押さえつつも型付DataSetをうまいこと 使ってコーディングレスで実現できないものかと日頃考えていた。

だから、型付DataSetをASP.NETの更新系の処理でどう使うのか期待して読み進んだのだけれども

ASP.NETのデータ バインディングは出力専用だと割りきってしまうのが現実的

とか

更新の場合は、楽観的同時実行制御のために検索時の型付DataSetを保持する
ことになって、結局はメモリリソースを倍消費することになる

とか書かれていて、残念だった。

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