[本] 15年ぶりのシリーズ第4段
女王国の城 (有栖川有栖)
江神二郎を探偵役とするシリーズの第4段。 第3段が発表されてから15年、第1作が発表されてから20年近く経っている。 なのに、作中では、さほど時が経過していない。 第1作をリアルタイムで読んでいる当方としては、なんとなく複雑な気分だった。
15年経過していても、トリックよりもロジック重視の本格ミステリであることに変わりない。 すべての伏線が回収されていく謎解きは圧巻。
謎解きもさることながら、アリス達が脱出を企てて暴れるシーンもスピード感があって読んでいて楽しかった。
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