[英語] 下品で無神経なようでいて決めるところはしっかりと決めるFrost警部シリーズ
Winter Frost (R.D.Wingfield)
手についたソーセージの油はコートで拭き取り、紅茶をボールペンでかきまぜ、下品な冗談を飛ばしまくるFrost警部シリーズ。
連続少女行方不明事件を捜査するFrost警部。
連続娼婦暴行殺害事件に、庭で見つかった白骨死体など、事件は相変わらず、次々とFrost警部を追いかけてきます。 不況のあおりか上司のMullettからは経費節減、無駄な残業は認めないと言われ、 人件費は削られ、捜査に割ける人員も時間も削られる一方。 それでも、Frost警部は、行方不明になった少女のことを気にかけながら、事件を追い続けるのです。
すべての事件がすっきりと解決するのかと読んでいる方が心配になります。 ですが、さすが、Wingfieldです。最後の最後にすっきりと事件を解決させてみせます。
がさつで下品なFrost警部が、行方不明になった少女の部屋で煙草を吸うシーン。
He sat on the bed in the cold, scarf tight round his neck, and
smoked some more, getting up to flick the ash out of the window,
not wanting to mess up the kid's nest and tidy little room.
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