[本] ミステリ小説読みにも読むことができたSF
エンドレス・ガーデン (片理誠)
SFは全く読み慣れていない。というよりも苦手である。
そんな私がこの本に手を出すことにしたのは、副題に
ロジカル・ミステリー・ツアーへ君と
とあったためである。
仮想世界を舞台にしたSF。
主人公のエンデは、永遠の眠りについた鍵の持ち主の部屋を訪れ、10個の鍵を集める旅をする。
それぞれの部屋には、さまざまな仕掛けがあり、鍵を手に入れるためには、障害を乗り越えなければならないという話。
「ロジカル・ミステリー」とあるので、いわゆる推理小説的なSFを期待したのだが、
推理小説というよりパズル・ストーリーといった方がしっくりくる。
推理小説を期待するとちょっと物足りない。
SF小説としてのできについては、SF読みではない私にはさっぱりわからないのであった。
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