« [本] 2010年度本格ミステリ翻訳短編集部門というのがあれば、ベスト10入り間違いなしと思える本を読んだ | トップページ | [本] SRの会 2010年度ベスト5発表 »

2010年10月30日 (土)

[本] ミステリ小説読みにも読むことができたSF

エンドレス・ガーデン (片理誠)


SFは全く読み慣れていない。というよりも苦手である。
そんな私がこの本に手を出すことにしたのは、副題に


ロジカル・ミステリー・ツアーへ君と

とあったためである。


仮想世界を舞台にしたSF。
主人公のエンデは、永遠の眠りについた鍵の持ち主の部屋を訪れ、10個の鍵を集める旅をする。
それぞれの部屋には、さまざまな仕掛けがあり、鍵を手に入れるためには、障害を乗り越えなければならないという話。


「ロジカル・ミステリー」とあるので、いわゆる推理小説的なSFを期待したのだが、
推理小説というよりパズル・ストーリーといった方がしっくりくる。


推理小説を期待するとちょっと物足りない。
SF小説としてのできについては、SF読みではない私にはさっぱりわからないのであった。

|

« [本] 2010年度本格ミステリ翻訳短編集部門というのがあれば、ベスト10入り間違いなしと思える本を読んだ | トップページ | [本] SRの会 2010年度ベスト5発表 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [本] ミステリ小説読みにも読むことができたSF:

« [本] 2010年度本格ミステリ翻訳短編集部門というのがあれば、ベスト10入り間違いなしと思える本を読んだ | トップページ | [本] SRの会 2010年度ベスト5発表 »