[本] 職場復帰したダルジール警視の長い1日
午前零時のフーガ (レジナルド・ヒル)
一読者としては、死の淵をさまよったダルジール警視がようやく職場に復帰してくれた、とうとう帰ってきたかと感慨ひとしお。 入院による体力低下からか、ちょっぴり自信を無くし、パスコーとの力関係も微妙な感じになってしまったダルジールが徐々に本来の調子を取り戻していくまでが描かれている。 もちろんプロットの方も用意周到な伏線が張られていて、たった1日の出来事とは思えないほど濃密なミステリに仕上がっている。 さすが、ヒル。
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