« [本] 大人も楽しめる子供向けミステリ | トップページ | [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ »

2011年6月 5日 (日)

[本] 本格落語の本格ミステリシリーズ第4段

三題噺 示現流幽霊 (愛川 晶)


落語界の日常を題材とした連作短編本格ミステリシリーズ第4段。


単に落語の世界を舞台にしている訳ではなく、ミステリの題材も落語界ならではのものになっている。
最終話の凝った仕掛けなどかなりトリッキーで本格ミステリ心をくすぐられた。


当初はこれでシリーズ最終作とする予定だったとのことですので、シリーズ通じて読んでいる人にとっては必読。
シリーズ通じて読んでいない人も楽しめますが、シリーズ通じて(特に前作)を読んでおいた方がより楽しめると思います。


続編が楽しみ。

|

« [本] 大人も楽しめる子供向けミステリ | トップページ | [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [本] 本格落語の本格ミステリシリーズ第4段:

« [本] 大人も楽しめる子供向けミステリ | トップページ | [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ »