« [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ | トップページ | [Cygwin] gcc 4.5.0 »

2011年6月 5日 (日)

[本] 腰砕けになってしまった連作短編ミステリ

インディアン・サマー騒動記 (沢村浩輔)

日常の謎ミステリを連想させるようなほのぼのとした展開の連作短編ミステリ。

主人公は、謎解きをしたりしなかったりで、話によって探偵役が変わる。 それはいいのだけど、最後は、どうしていきなり、幻想的な話にしてしまうかなあ。 最後までロジックで押し通してほしかった。 とはいえ、次作もちょっと読んでみたいかもと思わせる作品ではあった。

「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」が秀逸。

|

« [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ | トップページ | [Cygwin] gcc 4.5.0 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [本] 腰砕けになってしまった連作短編ミステリ:

« [本] 不気味さを不自然なまでに強調している本格ミステリ | トップページ | [Cygwin] gcc 4.5.0 »