[本] 一流のプログラマ達がプログラマにとって重要だと考える事柄をそれぞれの視点でそれぞれの立場から書いたエッセイ集
一流のプログラマ達がそれぞれの立場でそれぞれの視点でプログラマが知るべきことを書いたエッセイ集。 プログラマがそれぞれ自分で好きなテーマで書いているために、 技術的なものであったり、プログラマとしての心得であったり、プロジェクトメンバーの一人としての心得であったりと内容は多岐に渡る。 複数のプログラミング言語を学んだ方がよいとか ユーザーは思わぬ操作をするとか バグがあるときは大抵は自分が間違っているとか 共感できる内容も多かった。
それぞれのエッセイは短く2、3分で読むことができ、前後の関係なく単独で完結している。 ちょっとした空き時間や休憩時間とかに手軽にパラパラとめくって目についたものから読んでみるのもいいかも知れない。
少しプログラミングを経験した初級プログラマが読むのにちょうど良さそう。 全体としてあまりまとまりがなく、前後のつながりもないし、いきなり本題に入るので、 全く経験のない初心者が読むには、ちょっとわかりづらいエッセイもあるかも知れない。 そういう初心者は、1冊の本としてまとまっている『達人プログラマー』などを読むとよりわかりやすいんじゃないかな。
ディスプレイのサイズや解像度は変わっているが、人間の認知能力は1960 年代からまったく変化していない。
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