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2012年12月26日 (水)

[本] スタンフォード大学の講義を元にした本を読んでみた

スタンフォードの自分を変える教室 (ケリー・マクゴニガル)

本が好き!の献本で当選した。 献本で当選した本はレビューを書かなくてはならない決まりになっている。 以下はそこに書いたレビューそのまま。

最近、長谷部誠の『心を整える。』を読んだせいか、 普段ならスルーしてしまうだろう本書の献本にうっかり応募してしまった。 かなり競争率が高かったので、どうせ落選するだろうと高を括っていたのだが、当選してしまった。 正直、ちょっとだけ焦った。 ちゃんと締め切りまでに読んでレビューを投稿しなくてはいけない。

本を受け取って早速読み始めた。ふむふむ。なるほど。 スタンフォード大学で著者が行っている講義を元に構成されているのだな。 全体で10章から構成されていて1章が1回の講義に相当するのか。 受講生は1回の講義で学んだことを次の講義までの1週間かけて試しているのね。 なかなか実践的ですな。 ちょっと面白そう。 この本でも1つの章で読んだことを1週間かけて試すように...。

えっ。ダメじゃん。 10週もかけてたら、レビューの締め切りに間に合わないじゃん。 実践は後回しにして、先に読み進めてレビューを書くしかないか。 うーん。なんかちょっと残念。 こういう本はやっぱ10週間後にレビューを書くとかできるといいのになあ。

ということで実践は後回しで本だけ最後まで読み終えた。 ざっくり言えば、自分が誘惑に負けそうになったとき、 衝動に負けそうになったとき、 どのような心理状態なのか一歩退いた位置から観察者の立場で自分を見つめてみようという本。

この本では、どういうふうにヒトは誘惑に勝つことができるのか豊富な心理学の実験を交えながら解説している。 解説だけで終わらず、そこで学んだことをじっくりと自分の実生活でも試してみよう。 自分(の心)を題材にして実験して観察してみようと書いてあるところがこの本のミソ。 この一歩退いた観察者の立場から自分を見つめ直すということが強い意志力を発揮するためのポイントだったりするのかも知れない。

レビューの締切があったから実際に試してみた訳ではないけれど、 今度から誘惑に負けそうになったときに観察者の立場になる心の余裕を持てそうな気がする。 それだけでももしかしたら、ちょっとだけ自分が変わるきっかけになるかも知れないと思った。

実際にこの本に書いてあることを試していないから役に立つかどうかわからない。 けど役に立ちそうな気はするからお気に入り度は星4つにしておく。

10週かけて実験してみたいという誘惑に負けず強い意志力を発揮して(←嘘) レビューの義務は果たした。 これから、最初から読み直しながら、10週かけて実験してみるか...。 えーっと。 もう年末だし、クリスマスだし、正月休みだし、実験は来年からでいいかな(←先延ばしにする意志力の弱い自分)。

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