[英語][本] Agile風な英語の勉強法をAgile風に解説した本
ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 (牛尾剛)
Amazonで進められた本。 著者の名前を見たときに、Agile方面の人だよなとピンときた。
で、ちょっと気になっていた。 今日、本屋に行ったら置いてあったので手に取って、ぱらぱらと立ち読みした。 立ち読みだけで済まそうかと思ったのだが、共感できる部分も多かったし、じっくり読んでみたく なったので、衝動買いしてしまった。
この本で解説している英語の勉強法そのものは画期的でも何でもない。 既存の勉強法を取り上げているに過ぎない。
特徴的なのは、様々な英語の勉強法に共通するポイントを抜き出して 5つの原則に纏めており、その原則を実践するための方法を紹介している点。
と聞くとITエンジニアの人の中にはピンと来る人もいるだろう。そう、XP(eXtreme Programming)である。
なので、AgileとかXPとかに多少なりとも馴染みのあるエンジニアの人なら ニヤニヤしながら読めるんじゃないかな。
注意しなければならないのは、勉強法そのものは、この本オリジナルではなくて 既存の方法なので、詳しく知ろうと思ったら、既存の方法を解説した本なり Webサイトなりを見る必要があるということ。
ということで完結した英語の勉強法を期待して読むと がっかりするかも知れない。 立ち読みしてから購入することをオススメする。
ちなみに共感できたのは
- 発音できないと聞き取れない。
- 意味はわからないけれど、音は聞き取れるレベルがある。
- 大量にインプットすることによって「この文のatはなんとなくおかしい」という感覚を持つようになる。
といったあたり。
ちょっと疑問だったのは、映画作戦。 映画は長さの割に台詞が少かったりするので、大量にインプットするには時間がかかる。 コンテキスト理解の原則を実践するために同じ時間をかけるなら、 一話完結のドラマの方が効率がいいんじゃないかと思う。
スピーキングはからっきし駄目だし、リスニングもイマイチなので、やっぱり発音の練習からやり直そうかなあ。
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