[本][Ruby] Effective Ruby (Peter J. Jones)
「やり方は一つじゃない。」し「多様性は善」だけれど、他のやり方より冴えたやり方があるということを教えてくれる本。 この本は、プログラミング言語Rubyの解説本であるが、初心者向けではない。一通り基本的なことを学んで、Rubyでプログラムを書けるようになってから読むべき本だ。
Rubyのことを順番に一から十まで系統立てて解説している本ではない。副題にもある通り、Rubyでプログラミングするときの48のコツを解説している。それぞれのコツは(関係しているものもあるが)独立しているので、ちょっとした時間に1つずつ読んでいくこともできる構成になっている。
Rubyでプログラミングするときのコツを解説している。こういう風に書くとこういう欠点があるので避けるべきだ。代わりにこういう風に書くべきだ。こういう便利な機能やメソッドがあるので有効活用しよう。こういうややこしい機能があるので気をつけよう。などなど。
以下、余談。Win32OLEは、method_missing を使っているんだけど、これを define_method で置き替えるのは、さすがに厳しいなあ。あと、確かにpublic_methods や respond_to? は期待通りの動作をしないけれど、Win32OLEオブジェクトには、ole_respond_to? とか、ole_methods とかあるので、そっちを使う方向で。
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